何からやっていくべきか。本やインターネットなどを読みあさった内容を1つにまとめ、自分の頭の中の流れを書き、1日ずつ前へ。
22日目
今を整える
身辺整理ー 終活
いつ病気になって喋れなくなるかも。いつ交通事故で動けなくなるかも。いつシヌか分からないから。意思を伝えられるうちにまとめておく。
私の考える終活とは、終わりまでの逆算ではなく、今を整えるもの。
もし今 私が死んだら大事な人は何が困るだろう。もし死ぬ前に1ヶ月猶予をもらったら何を申し送りたいか、何を整えておきたいか。まだやれる気力や知力、体力のあるうちに。
急に亡くなったら
- 金融資産のリスト…保険、銀行口座、不要な口座解約、投資信託や暗号資産、ポイント残高、カードや通帳の保管場所、不動産や車・家財、相続、年金、税金、給付金
- デジタルコンテンツ…IDとパスワード、データ保存先、スマホパスコード
- 契約情報…サブスクの解約、SNSアカウント削除、公共料金、定期購入
- 子供関係…学校、塾
- 仕事関係…勤務先、抱えてる業務
- 家事関係…ゴミの日、町内会
- 持ち物整理…断捨離
葬儀について
- 訃報の連絡リスト…血縁、友人、職場
- 遺影、遺言
- 葬式、埋葬法、墓、葬儀業者
意思が伝えられなくなるなら
- 健康状態、既往歴、服薬
- 最期をどこで過ごしたいか
- 医療・介護の意思表示・・・延命
- 保証人、後見人、ペット
- 生前贈与、メッセージ、持ち物処分
親がいるなら、親にもきいてみる。
死亡したら、以下の手続きが必要
- 病院ー死亡診断書
- 市役所ー印鑑証明、死亡届、埋葬火葬許可証、世帯主変更届(7日以内)、公的保険資格喪失届、住民税を停止、遺族年金受け取る。
- 銀行ー口座が凍結する前にお金を引き出す。
- 保険会社ー保険金を請求
- 税務署ー所得税の納付(4か月以内)、相続税の申告(10か月以内)
- 警察署ー免許証返納
- 法務局ー不動産の名義変更(10か月以内)
- 陸運局ー自動車の名義変更(10か月以内)
- 光熱費関連の名義変更や解約
- クレジットカードの解約
- 携帯電話、プロバイダ、サブスクリプションの解約
- NISAー非課税口座開設者死亡届書を金融機関に提出(亡くなった日以降は課税対象に)
申請するともらえるお金
遺族年金、児童扶養手当、死亡一時金、埋葬費、埋葬費給付金
23日目
使わない物は要らない。
断捨離
まず狭い場所から。
トイレ→洗面所→浴室→玄関→リビング→ダイニング→キッチン→階段→ホール→個室→ベランダ→外構•車など
使えるか、ではなく 使っている物だけ残していく。
その後、絵や植物・置物など。悩まずに、好き!と思えるものを残す。
使っていない物、いるか悩む物はまとめて箱に入れ片隅に。(ストック以外)
そして1か月以上使わなかった物は箱ごと別の部屋へまとめて保管。1年たっても使わなかったら処分する。
自分の物は判断しやすいけど、共同の物は家族にも協力してもらう。
ざっくりやって、また繰り返す。
本、子どものおもちゃ・作品など選別に時間のいる物は、年間のto doリストに残す。
24日目
その時困らないように
入院準備
慌てて買いに行かなくてもいいように、家に準備しておく。
持ち物
- 保険証、お金、印鑑
- 薬、お薬手帳
- スマホ充電器、イヤホン
- 筆記用具、ハサミ、エコバッグ
- パジャマ、下着、靴下、羽織り
- バスタオル、フェイスタオル
- スリッパ
- 詰め替え容器:シャンプー、リンス、ボディソープ、クレンジング、洗顔、化粧水、クリーム
- ヘアブラシ
- 歯ブラシ、歯磨き粉、マスク
- ティッシュ、ウェットティッシュ
- ビニール袋
- (曲がる)ストロー、コップ
- 耳栓、安心できる物
アセスメントシートを用意する
- 名前、生年月日、住所
- 緊急連絡先、キーパーソン
- かかりつけ医
- 既往歴
- 服用している薬
感染対策セット
- アルコール消毒液
- ノロウイルスの場合ー次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)
- マスク
- 体温計
- ゴミ箱、密閉する為のビニール袋
- フェイスガード、使い捨て手袋
25日目
1分1秒が大事だから
緊急時対応ー応急処置
人が倒れていたら
周囲の安全を確認。意識がなかったら応援を呼ぶ。 119番通報及びAEDを現場に届けてもらうよう協力を求める。
AED
熱性痙攣
大声で名前を呼ばない、身体をゆすらない、口の中に物を入れない。痙攣が10分以上続くなら救急車を呼ぶ。
火傷
すぐに10分以上冷やす。刺激を避ける為、水道水・シャワーを直接当てないで容器にためた流水で冷やす。服の上から熱湯などがかかった場合は、脱がさずに服の上から冷やす。みずぶくれは破らない。医師の判断で軟膏を使用。
熱中症
涼しい所で衣服を緩め、首・脇・太ももの付け根を冷やす。水分・塩分を補給する。
誤飲
- 何を飲んだか
- いつ飲んだか
- どれだけの量を飲んだか
- 顔色が悪いなどいつもと違うところはないか
- けいれんを起こしていないか
- 意識ははっきりしているか
- 誤飲したものの容器、袋、説明書などを持って行く
頭の打撲
傷口から出血している時は、傷口を閉じるようにガーゼで圧迫し、安静にして様子を見る。直接血液に触れないようビニール手袋等で処置。1〜2日は安静にし様子を見る。意識がない、出血がひどい、繰り返し嘔吐がある時には救急車を呼ぶか、至急病院を受診。
手足の打撲や骨折・脱臼
RICE処置ー安静・冷却・圧迫・挙上。骨折時は上下の関節を添え木などで固定し、その部分を動かさないようにして、病院を受診。
指の切断
患部はガーゼで10分程度、心臓より高い位置で圧迫止血。切断された指は濡れたガーゼで包みビニール袋に密閉し、氷水入りの容器に入れて医療機関へ搬送。
脳梗塞
突然出現した片側の顔・手足のしびれ、または脱力感。言葉の障害あるいは混乱状態。視力障害、めまいや歩行障害。激しい頭痛などがあれば、至急病院受診。救急車が来るまでは、頭部と胴体を水平に保ち、特に頭が動揺しないようにし身体を保温。
26日目
身を守る。
防犯対策
空き巣対策
- 窓…防犯フィルム、補助錠、防犯カメラ、ステッカー
- ベランダ…センサーライト
- 屋外…砂利、見通しを良くする、合鍵を置いておかない
- 室内…外出時2階も施錠、電気をつけておく
- 合鍵の不正作製を防止するため、写真や動画で鍵を写さない。
傷害対策
- 防犯ブザー、防犯スプレーを携帯する
- 護身術を学ぶ
- 危険を想定し緊張感を持つ
詐欺対策
- 無償は疑う。
- 知らない電話には出ない。録音する
- 派遣元へ確認をする。
- 自分は大丈夫と過信しない。
- ネット情報を鵜呑みにしない。
- 人に相談する。
- 警察庁のホームページで情報収集
軽犯罪対策…知らないうちに自分が犯罪を犯さないように。
- 釣り銭を多くもらって返さないー占有離脱物横領罪
- 処方された薬を他人に貸すー薬機法違反
- 無断で友人のSNSにログインするー不正アクセス禁止法違反
- SNSでデマを拡散するー信用毀損(きそん)罪
- ごみ置き場にあったものを持ち帰るー横領罪
- 勝手にごみを捨てるー廃棄物処理法
- 自転車の飲酒運転、傘を差しながら、携帯電話を使いながらの運転ー道路交通法
- ドライバー(工具)やバットを自家用車に積載ー軽犯罪法第1条3号
- 住宅の近くで焚き火ー軽犯罪法第1条9号等
- チケットの転売ー迷惑防止条例
- 行列への割り込みー軽犯罪法第1条13号等
- あおり運転ー妨害運転罪
27日目
焦らないように
日常の困った
消費トラブル、詐欺にあった
弁護士に依頼する前に、まず消費者ホットライン「188」に電話。最寄りの消費生活センター等の案内、クーリングオフのやり方や相手方との連絡をとってもらえる場合もある。
ネット偽警告
突然画面にウイルスに感染、ハッキングされた、などの警告が表示されたら、開いているタブを閉じてブラウザを終了させる。慌てて、表示されている電話番号やURLにアクセスしない。
PCなら、タブを閉じる時『Ctrl +W』 ブラウザを閉じる時『Alt+F4 』
iPhoneなら、
鍵を落とした
警察署・交番に遺失届を出す。賃貸であれば、管理会社や大家さんに連絡しあけてもらう。探しても見つからなければ鍵の専門業者に解錠を依頼。火災保険の補償を確認する。
クレジットカードを落とした
すぐカード会社に連絡し使用停止する。連絡先は事前にメモしておく。警察に紛失届を出す。
スマホを落とした
ネットからiCloudを利用し、『スマートフォンを探す』のGPS機能を使ってスマホを探す。紛失したスマホに電話をしてみる。電車内なら遺失物管理センターへ電話。警察の遺失物センターのホームページで紛失したスマホを検索する。キャリアに電話し、おサイフケータイなどの各種サービスを停止する。パスワードをスマホに記憶させている場合はパスワードを変更する。失くす前に紛失対応アプリの設定をonにしておく。
水漏れ
全ての蛇口を閉めて水道メーターが回転していないかを確認。止水栓、又は元栓をしめる。噴き出た水を拭いておく。賃貸住宅なら管理会社や大家に相談。火災保険や賃貸管理会社の保険・有償オプションを確認。水道業者に連絡し、見積もりを依頼。ネットやポスティングで安易に選び、高額請求されないよう事前に信頼できる業者を探しておく。
止水栓
28日目
くるのが分かっていたら?
地震・水害 対策
地震が来る前にやっておく事
- 自治体の防災マップやハザードマップで、避難所の位置を確認。家族と連絡取れない時のシュミレーションをしておく。
- 倒れそうな物の固定
- 持ち出し用と自宅避難用の物品を準備する。
地震がきたら、
- まず身の安全を確保
- 逃げ道の確保
- 揺れが収まったら火の始末
- 避難時はブレーカーを落とす
- 正しい情報を収集
災害用物品について
最初は何を用意したらいいのかわからず、それっぽい物をリュックにつめていた。ロープとかライターとか紙皿やカップ麺。これに服3日分と思い込んでて、全く現実味がなかったデス。
状況により必要なものは変わるけど、経験者や専門家の意見からイメージすることで、これからの自分を助けられるはず。
用意する物は、体の一部となる物、身を守る為の物、情報収集の為の物、寝具やプライバシー確保の為の物、暑さ寒さ対策の物、トイレ用品、着替え、衛生用品、生活用品、食料品、貴重品
【1.よく生きる 】内の〈衣食住での最低限の用意〉の他にあると良い物
- スペア眼鏡
- ヘルメット、踏み抜き防止インソール
- ラジオ、電源タップ、ポータブル電源
- エアマット、シュラフ、エア枕、圧縮毛布、ポップアップテント、レジャーシート
- 耳栓、アイマスク
- 車中泊ーウィンドウネット
- 塩分タブレット、うちわ
- 紙の下着(100均)、圧縮タオル
- 洗面セット(クレンジングシート、オールインワンクリーム)
- 手鏡
- 歯間ブラシ、ペーパー歯磨き、歯磨きガム
- ドライシャンプー、ニット帽
- 三角巾、日焼け止め、虫刺され、ワセリン
- 裁縫セット、マジックペン、テープ、輪ゴム
- 携帯浄水器付きペットボトル、クーラーボックス
- 家族の保険証のコピー
- ミニアルバム
- 子供暇つぶしグッズ
- 地震後ーブルーシート、ほうき、使い捨て手袋
子供用リュック
- 連絡先電話番号、小銭
- ライト
- ハンカチ、ティッシュ
- カイロ、アルミブランケット
- 水、お菓子
- 防犯ブザー
- 好きなおもちゃやゲーム
役立ちメモ
- 情報収集ー防災ナビ、Yahoo!防災速報、NHKニュース防災、radiko、ウェザーニュース、特務機関nervネルフ、防災TVer
- 避難時家を離れる時はメモを置いていく。
- 無駄にメールしない(サーバーにたまったメールで充電を浪費してしまう)
- 災害伝言ダイヤル 171
- アドレスはメモ帳にも記載しておく
- 被害状況を写真で残す(羅災証明書、保険金請求に必要)
- ガソリンは半分過ぎたら給油するようにする
- 枕元にスリッパ、メガネ、軍手、ホイッスル。暗闇でも場所が分かるよう蛍光テープを貼っておく。
- リュックに入れる際、中身はジップ袋に小分けにする。
- 断水する前に水を確保しておく。水道水は常温で3日、冷蔵庫で10日保存可
- ペットボトルは直飲みしない。
- 霧吹きで、ビデや手洗い。
- 子供と体験施設に行ってみる。
- 市の助成金制度ー昭和56年以前の木造住宅耐震診断、耐震改修日費補助、防災ラジオ販売、耐震ブレーカー設置補助金
水害時ー地球温暖化により豪雨が増えている。
- ハザードマップを確認し、洪水時の避難先を調べる。
- 避難時はブレーカーを落とす。
- 物干し竿や植木鉢を家の中へ。建物基礎の排気口に土嚢を敷く。
- 電子機器は2階に。部屋の足元は片しておく。
- スマホの充電、お風呂の水を貯める。夏はペットボトルを冷凍しておく。
- 水のうを排水溝に。
水のう…水位の上昇で逆流し水があふれだすのを防ぐ。段ボールなどに水を入れたごみ袋を入れ、トイレ、お風呂や洗濯機の排水溝の上に乗せる。
車での移動は浸水深が30cm以上で走行が困難になる。50cm以上で車体が浮いたり閉じ込められる。